面倒なお客様は、契約前に分かる ~人を見極める力が経営を変える~

「もっと早く断っておけばよかった……」
経営者や士業の方から、この言葉を何度聞いてきたでしょうか。実は私自身も、同じ経験を何度もしてきました。
契約したものの連絡が取れなくなる。何度も約束を変更される。支払いが滞る。過度な要求を繰り返される。
結果として、本来大切にしたいお客様や、自分自身の未来のための時間が奪われてしまう。
多くの人は、このような経験をすると「営業力が足りなかった」「コミュニケーションが悪かった」と考えます。「自分のどこが悪かったのだろうか?」と、自分を責めることもあります。
しかし、本当の原因はそこではありません。契約する前の「見極め」ができていなかっただけなのです。
営業は契約を取ることではない
営業というと、多くの人は「契約を取る技術」だと思っています。もちろん、それも大切です。
しかし、高額商品や長期契約になるほど、本当に重要なのは「契約しない判断」です。
誰と仕事をするのか。誰を紹介してもらうのか。誰を紹介するのか。誰を採用するのか。
経営者は毎日、人に関する意思決定を繰り返しています。その判断を間違えると、失うのは売上だけではありません。時間、信用、社員のモチベーション、そして心の余裕まで失ってしまいます。
人を見極める力は、才能ではない
「私は人を見る目がないので……」
そうおっしゃる方がいます。私はそうは思いません。人を見る力は、生まれつきの才能ではなく、学び、磨くことができる技術です。
これまで8,000人以上のハートグラム診断を行い、多くの経営者や士業の方と向き合ってきました。その中で感じるのは、人にはそれぞれ考え方や価値観、行動パターンに一定の傾向があるということです。
その傾向を知るだけでも、
- なぜ、この人とは話が噛み合わないのか
- なぜ、この人は約束を守れないのか
- なぜ、この人は決断が遅いのか
といった疑問が、少しずつ理解できるようになります。相手を理解できれば、接し方も変わります。そして「契約しない」という判断も、自信を持ってできるようになります。
「断ること」は、お客様のためでもある
最近、「断る勇気」の大切さを強く感じています。
価値観が合わない方と無理に契約をしても、お互いに幸せにはなれません。こちらも疲れます。相手も満足できません。それなら、最初からお断りした方が、お互いにとって良い結果になります。
経営者にとって、時間は最も貴重な資産です。その時間を守るためにも、人を見る力は欠かせません。
AI時代だからこそ、人を見極める力が価値になる
AIは文章を書き、資料を作り、分析もしてくれる時代になりました。しかし、
- この人と一緒に仕事をするべきか
- この人に任せても大丈夫か
- この人は信頼できるのか
この判断は、AIだけではできません。最後に決めるのは、人です。だからこそ、これからの経営者には、人を見る力がこれまで以上に求められるのです。
人を見る力は、経験だけに頼るものではありません。まずは、自分自身の判断の傾向を知ることから始まります。
無料の「人を見極める力診断」では、営業・採用・紹介・人間関係など、経営に欠かせない「人を見る力」の傾向を確認できます。
「もっと早く知っていれば……」そう後悔する前に、一度ご自身の判断のクセを確認してみてください。
時間を守ることは、人生を守ること。その第一歩は、「人を見る力」を磨くことから始まります。
